(1)「入社1年目から使える評価される技術」の紹介
上司や先輩に評価される方法を知っていますか?
市役所や県庁に限らず、会社に入っても上司はいます。
新人の頃は可愛がられてあまり気にしないかもしれませんが、上司の課長や係長、先輩の指示があいまいだったり、雑だったりしたことありませんか。
それを原因に目上の人たちを衝突したり険悪になったりして自分の実力を正当に評価してもらえなくなった人は多いんじゃないですか?
かくいう私もそうです。
自分で言うのもなんですが、誰よりも早く仕事をして、誰よりも多く仕事をしていたのですが、よく評価されなかった経験があります。
例えば、メールや電話の返信はすぐしており、起案作成や照会業務、3,000世帯の税計算を一人でやっていたり、予算・決算資料を一人で作成していたりと経験があります。
しかし、面談で平準よりも上の評価をもらったことはないですし、上司の口から大いにほめられたこともありません。
ところが、この本に書いてある内容を実践したら面談での評価も上になり、課長や先輩からの評価が格段に上がったのでご紹介したいと思います。
この記事を書いている自分は、
元有名市役所で6年、現在は地方県庁で4年仕事をしています。現在、公務員歴通算10年となります。
(2)15個の要約ポイント
①「自慢話は、自分の欲求を満たす反面、相手の自己重要感を低下させます。」
カーネギーも言っていた内容です。相手の「自己重要感」を満たすことが相手を動かすことだと言っていましたね。
自分の自己重要感を自分で満たしても意味がないんですよね。相手の自己重要感を満たしてあげるべきなんです。
②「私のおすすめは、自分で自分を褒めることです」
「毎朝、鏡に向かって「自分は優秀な人間だ」と大声で唱えよ。そうすれば自己重要感が満たされ、自然に人を認められるようになる。」
かといって自分の自己重要感を相手が満たしてくれなければどうすればいいのよ?ということで、そういう時は自分で自分で褒めろと。
自分の自己重要感を満たして初めて相手の自己重要感を満たせるんですね。
③「人は自分を高く評価し、他者を低く評価する傾向にある。褒めすぎるほど褒めても、相手はまんざらでもないと思っている。」
確かにありますね。こういうこと。相手が東大出身だとわかっても「頭の回転では俺の方が上な気がするし」とか思ったりとか。
相手は自分が思ってるほど以上に相手自身「俺すげー」っ
て思ってるもんなんですよ。
④「多 く の 人 は 他 人 の 間 違 い を 指 摘 し 、 改 善 し よ う と 苦 し ん で い ま す 。 前 述 の デ ー ル ・ カ ー ネ ギ ー は 、 著 書 『 人 を 動 か す 』 ( 創 元 社 ) の 中 で こ う 言 っ て い ま す 。
「 他 人 の 欠 点 を 直 し て や ろ う と い う 気 持 ち は た し か に 立 派 で あ り 、 称 賛 に 価 す る 。 だ が 、 ど う し て ま ず 自 分 の 欠 点 は 改 め よ う と し な い の か」
「ロシアの作家トルストイは、「誰しも世界を変えたいと思うが、自分を変えようと思う人はいない」」
「人 間 関 係 の 問 題 は こ の よ う に 、 ・ 自 分 と 他 人 の 考 え が 一 緒 だ と 思 う こ と ・ 自 分 の 思 い こ み の 枠 を 外 せ な い こ と ・ 自 分 の 価 値 観 を わ か っ て ほ し い と い う 気 持 ち」
著名人の言葉。
まず自分の欠点を治せと。
自分基準に相手を測るな。
自分の物差しで話をするな。ということ。
みんな自分のことを客観的に見れていない。
胸が痛いです。
⑤「評 価 さ れ る 技 術 の 大 原 則 は 、 「 認 め て ほ し い 相 手 を 先 に 認 め る 」 こ と で す」
これですね。
嫌いな相手ほど認めたくない。
評価されるのは上司だとすると上司のいいところを見つけてあげないと上司を認めることなんかできないよね。
気持ちじゃないんですよね。
評
価とは技術なんですよ。
気持ちは割り切らないと。
⑥「上 司 に 評 価 さ れ る 3 大 原 則 は 、 「 出 過 ぎ な い 」 「 口 が 堅 い 」 「 思 慮 深 い 」 。 そ し て 、 上 司 に 評 価 さ れ な い 人 の 3 大 特 徴 は 「 悪 口 」 「 愚 痴 」 「 不 平 」 を 言 う 人 間 。」
「会 話 で 知 識 を ア ピ ー ル す る の は 、 聞 か れ た と き と 、 誰 も 答 え ら れ な い と き だ け で い い の で す」
みんな後者の悪口・愚痴・不平を口にしていませんか?私もたまにしちゃってます。
話だすと止まらないんですもん。
だけど評価されるには
エリート執事になり切らないとダメですよね。
スマホをみんな持ってて断片的な知識を知っていってすぐに「それ知ってる」「これは〇〇ですよ」って聞かれてもいないのに言う人いるでしょ?
こういうおしゃべりは評価されないんで
すよ。
聞かれたり、みんな知らなくて沈黙が支配しそうで会話のキャッチボールを続けるのに必要な時に知識を付け加える感覚でいいんです。
⑦「人 は 名 前 を 呼 ば れ る こ と で 、 自 己 重 要 感 が 上 が る 。 で き る だ け 、 名 前 で 呼 ぶ よ う に し よ う 。」
いろんな本に書いてますよね。
フランクリン・ルーズベルトの秘書が名前を覚えるプロだったとか、今の時代でも収益をあげているゴルフ場の受付嬢は一度来た客の名前と顔を忘れないなど。
名前を覚えること。
そして、名前を呼ぶことは大切なんですよね。
この世の仕事のほとんどは「あなた」でなくてもいい。
しかし、名前を呼ばれて仕事を頼まれると不思議と「私」でないとこの仕事はできないのかもしれない。
という錯覚が起きたりするんですよ。
⑧「成 功 は 、 い か に 味 方 を 多 く 作 る か で 決 ま る 。 味 方 を 作 る 方 法 は 、 「 謙 虚 さ 」 と 「 感 謝 」 を 忘 れ な い こ と 。」
「仕事はチームプレー」などと言いますが、一人でできる仕事でも他の人に手伝ってもらえば、それだけ早く終わります。
そのため味方を多く作る必要があるんですが、威張っていたり仕事を手伝って「ありがとう」と言わない人の仕事を二度と手伝うことはないです。
小さなことでもいいので「〇〇さん、郵便出してくれてありがとう。資料探してくれてありがとう」と必ず伝えましょう。
⑨「常 に 会 話 の 主 役 を 見 極 め 、 主 役 の 言 っ た こ と を 容 認 す れ ば 、 結 果 的 に あ な た は 周 り か ら 信 頼 さ れ る 。」
「あのクレーマーの対応大変だった」という同僚に「俺はもっと酷いクレーマーに対応したぜ」と被せて話してくる人がいると思いますがNG。
相手が話たいことは大変だったことをわかって欲しいということであって、もっと大変なクレーマーいる?っていうことを聞いてもいないのに格上のクレーマーに対応した俺すげーーっていう話は会話の主役を見失っています。
⑩「言葉の力は絶大である。日ごろから意識的にポジティブワードを使おう。」
人と話すとき愚痴や悪口を口にしやすいですよね。
私もそうでした。ですが、人との話は相手を通して人へ伝わったり、たまたま人が見ていたりといったことがあります。
そんなときに、暗い言葉やきつい言葉「死にたい・辛い」「殺す・殴ってやりたい」などの言葉が伝わるとあなたのことをどう思うでしょうか?きっとよい評価はもらえません。
11 「上司へのホウレンソウ(報告・連絡・相談)はタイミングをはかり、主観を入れず、結論を先に言う。」
いろんな本にも書いてますが、理由や言い訳から話始める人は多いです。
順序立ててとかストーリーがあるからですとか。
しかし、社会人はお互い時間がないので結論から話すとお互い助かります。
相手の様子を見て理由や言い訳を聞いてくれそうなら話しましょう。
12 「怒りはコントロールできないが、その次のアクションはコントロールできる。」
感情は自分の胸にあるものですが、舌打ちしたり物に当たったりなどは行動ですので、自制することができます。クセなら直せます。
怒るとすぐに顔に出たり言葉に出る人をいいように評価するでしょうか?
13 「人を嫌いになるメリット。あなたができない理由を嫌いな相手のせいにできるということです。」
これは胸にぞくっと刺さりましたね。
理由があったんですね。
自分が人を嫌いになる理由が。
しかし、カーネギーさんも相手のせいにしている間は自分で原因をコントロールできないので自分のせいにする。
そうすると相手を嫌いになる理由がなくなるんですね。
14 「人間の脳は主語を認識しない」
これは何かというと、相手にいいこと、例えば司法試験に合格した、というときは思いっきりブチ褒める。
そうすると脳では相手という主語を認知しないため、自分に褒めているように錯覚を起こすので、相手への称賛は自分への称賛へと変わるんですね。
15 「結果をコントロールすることはできない
あなたができるのは、「努力」というプロセスをコントロールすることだけだ」
いいこと言うなーって思います。
司法試験という合格は得られなくとも、合格するための勉強方法はコントロールできるんですね。
結果が欲しいならよりよい方法を取り入れろ、変えろっていうんですね。
(3)3個の実践ポイント
②「私のおすすめは、自分で自分を褒めることです
毎朝、鏡に向かって「自分は優秀な人間だ」と大声で唱えよ。
そうすれば自己重要感が満たされ、自然に人を認められるようになる。」
昔トランペットの大会の時に練習でも上手くいったりいかなかったりといった曲がありました。
本番前に自分の瞳を閉じて「自分はできる。俺ならできる。絶対できる。」とステージの脇で3回ほどとなえてからステージに上がるとミスもせずに曲を吹き終えた経験があります。
自己暗示というのは思いのほか効果があるという経験則です。
大人になってからの仕事でもそう。
パワハラを受けていたり、同僚から陰口を叩かれていたとしても、「俺は超優秀なやつ。超人。ビル・ゲイツにも認められた男」と鏡に語りかけると何を言われても落ち込んだりしません。
そうすると、困っている人を助けてあげたり、ダメな上司でも一人の可愛い人間だと見えてきちゃいます。
なので自分で自分を褒めるのは簡単で、効果が確かにあるのでおすすめです。
③「人は自分を高く評価し、他者を低く評価する傾向にある。褒めすぎるほど褒めても、相手はまんざらでもないと思っている。」
上にも書きましたが、相手が東大生でもどこか自分は上なんじゃないか。
そして、相手はどこか自分よりもダメなところがたっくさんあるんじゃないか。と思ったりするものです。
人間というのは自惚れてるんす。
なので相手をジャンジャン褒めてしまっていいのです。
「〇〇課長さすがですね」「〇〇先輩仕事早くてまじ神」っていうくらい息を吐くように言えるといい。
⑤評 価 さ れ る 技 術 の 大 原 則 は 、 「 認 め て ほ し い 相 手 を 先 に 認 め る 」 こ と で す
これは感情が邪魔してしまってなっかなか難しい。
自分は仕事を全くしない係長に対して嫌いで嫌いで仕方がなかった。
しかし、そんな人のいいところを一つ一つ見ていくと「声が大きくよく聞き取れる」だとか「雑談をしてコミュニケーションを取ろうとしている」だとか何かしらのその人のいいところはあると気がつく。
こうすることによって相手への反発心や怒りなどが一旦収まるので冷静に相手と話し合える。
そうすることで相手からの評価がもらえるようになる。
(4)まとめ
評価されるためには、相手に気に入られるためには、考え方を変えないといけない。
この本を読む前は「どんなすごい仕事をすればいいか」「仲良くなるために雑談をすればいいのか」など思いつくこととは反対に、相手にほんの少し気を使う。
名前を呼んであげたり、褒めてあげたり、話を聞いてあげたり。本当に些細なこと。
本の内容はカーネギーと同じことを言っている。
相手を認めてあげること。
これが人との関係のスタートであると。
0 件のコメント:
コメントを投稿